警察への落し物届け出 最も多かったのはカード類 山口県内では3年連続増加の21万件超
県内で去年1年間に警察に届けられた落し物は21万件を超え、3年連続で増加しています。
県警によりますと、去年1年間で県内の警察署や交番に届けられた落し物はおよそ21万1800件で、前の年と比べておよそ2万3600件増え、3年連続で増加しました。
最も多かったのは「カード類」で1万5733件あり、次いで「かばん」が1万222件、「プリペイドカード類」が1万30件でした。
このうち、落し物が持ち主に返ったものは、全体の11.4%で、持ち主が見つからなかったことなどから、およそ3150万円が県の歳入になっています。
また、県内で最も高額な落し物は、現金およそ530万円が入ったポーチだったということですが、早期の届け出により無事、持ち主に返還されたということです。
県警会計課は、「落し物をした際には、電話やインターネットでも届け出ができるので、なるべく早い届け出を心がけてほしい」と呼び掛けています。