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県工業試験場跡地利活用は?  “必要以上の箱ものを作っても…”  一時総合体育館の候補地に

2024年10月11日 19:38
 県工業試験場跡地利活用は?  “必要以上の箱ものを作っても…”  一時総合体育館の候補地に
 一時、総合体育館の候補地にあがっていた鹿児島中央駅西口の県の工業試験場跡地について、活用を話し合う検討委員会が開かれました。

 検討委員会は、県や鹿児島市、経済団体や交通事業者、地元の町内会など16人で構成されています。鹿児島中央駅西口の県の工業試験場跡地の面積は、約9600平方メートルです。2018年に当時の三反園知事が総合体育館の候補地として最適地と表明しましたが、経済界から交通渋滞などの懸念が相次ぎ、2019年に撤回した経緯があります。6月に開かれた1回目の委員会では、公園や大型バスの駐車場などの活用案が出されていました。

(検討委員会岩崎芳太郎委員)
「必要以上の箱ものを作っても住民は大変だし渋滞は悪化する」

(検討委員会井上佳朗委員長)
「特定の人が正解を出せるわけではないので、こうして多くの人たちから多様な意見をまず出すだけ出してもらう。ここにどんな機能が本当に必要なのかを明確にしていきたい」

 今後、跡地の活用に関心のある民間事業者を対象に、アンケート調査やヒアリングを行っていくということです。
最終更新日:2024年10月11日 19:38
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