県警の不祥事を巡り市民団体「百条委員会」設置を求め要望書を各会派に提出 「真相を明らかに」
県議会では県警の一連の不祥事について、強い調査権を持つ「百条委員会」の設置が議論されています。百条委員会の設置を求める市民団体が12日、各会派に要望書を手渡しました。
県警の一連の不祥事を巡り県議会では強い調査権を持つ「百条委員会」の設置が検討されてきましたが、最大会派の自民党と公明党が賛成しなかったことで、設置は見送られる公算となりました。これを受け、市民団体は12日朝、登庁する議員に向けてプラカードや横断幕を手に百条委員会の設置を訴えました。また、本会議が終了した後、自民党など各会派を訪ね要望書を手渡しました。
(鹿児島県警の性暴力軽視・隠ぺい体質を問う会 松永三重子さん)
「(百条委員会設置で)真相を明らかにしてほしいし、様々な事件について、訴えについて二度とそういうことが起こらないような県警になってほしい。信頼できる県警に生まれ変わってほしい」
県民連合は9月議会の中で、百条委員会の設置について動議または決議を提出する方針です。