「学校で学べないこと…」“語り部バス”、春休み期間中 地元の子どもは無料(宮城・南三陸町)
宮城・南三陸町内のホテルが運行する語り部バスが地元の子どもたちを対象に春休み期間中、無料となり、初日は9人が参加しました。
語り部)43名の方が今だ見つからず、そしてお亡くなりになってしまった。それがこの庁舎です
南三陸ホテル観洋が運行する語り部バスは、震災の年にスタートしこれまでに47万人以上が利用しています。
無料の対象となるのは、南三陸町内と気仙沼市内の小学生~高校生で、初日の24日は町内の小中学校を卒業した9人が利用しました。
バスは22.6メートルの津波が押し寄せた旧戸倉中学校などを巡り、民間の震災遺構「高野会館」では、避難してきた住民など327人の命を救ったことなどが説明されました。
参加者(来月から中学生)
「学校では学べないことを、この語り部バスで学びたいから参加しました」
「津波の恐ろしさとか被害にあった人の悲しさとか、そういうことを知れたので良い機会だと思いました」
無料期間は、4月7日までで、事前の予約が必要となっています。
※問い合わせ0226-46-2442