投票所の入場券が届いていなくても投票は可能!? 衆議院総選挙の期日前投票開始 入場券配布が遅延している地域も 選挙管理委員会は必要書類の記入で投票は可能と呼びかけ 鳥取県鳥取市
10月15日に公示された衆議院総選挙。山陰両県では16日から、投開票日当日に投票に行けない有権者のための期日前投票が始まりました。
今回は鳥取県で78か所、島根県で112か所の期日前投票所を設置。このうち鳥取市役所でも16日朝から有権者が訪れ一票を投じていました。
鳥取市選挙管理委員会事務局 有本公博 事務局長
「(選挙までの準備期間が短く)本当にバタバタと準備を進めてきていて、そこは1番不安な点ではありましたが、なんとか今日を迎えられました。11日間設けているので、ぜひ積極的に活用いただけたら」
戦後2番目に短く12日間という短期決戦となる今回の選挙戦。投票の準備期間も短かったため一部の地域では投票所の入場券の郵送が遅れるなど影響が出ています。実際に投票に訪れた有権者に聞いてみるとー。
有権者
「(入場券)届きました」
Q.いつぐらいに届きました?
「きのう(15日)の夕方届いていました」
「今週くらいに届きました。ちょっと遅いかなとは思いました」
その一方でー。
Q.入場券は届いた?
有権者
「いや、届いていないです。(免許証などあれば)投票できると聞いてきました」
投票の準備が追い付かず、入場券が届いていないという有権者の姿もありました。鳥取市選挙管理委員会は、入場券や身分証が無くても投票所で必要な書類に記入をすれば投票が可能だと呼びかけています。