【予測動画】今シーズン初の“黄砂”が青森県にも!場所によって視程が5キロ未満に 交通障害に注意
青森地方気象台によりますと、青森県では25日から26日にかけて黄砂が予想されます。
以下、24日午前11時16分に発表された黄砂に関する青森県気象情報です。
黄砂に関する青森県気象情報 第1号
[気象概況]
青森県では、25日から26日にかけて、黄砂が予想され、視程が10キロメートル未満となるでしょう。所によっては視程が5キロメートル未満となる見込みです。
[防災事項]
屋外では、黄砂が付着するなどの影響が予想されます。また、視程が5キロメートル未満となった場合には、交通への障害が発生するおそれがありますので注意してください。
[補足事項]
視程とは、水平方向で見通せる距離です。
「黄砂」とは
環境省によりますと、黄砂は中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や黄土高原など乾燥・半乾燥地域で、風によって数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って日本に飛来し、大気中に浮遊あるいは降下する現象のことです。
黄砂粒子の分析からは、土壌起源ではないと考えられるアンモニウムイオン、硫酸イオン、硝酸イオンなども検出され、輸送途中で人為起源の大気汚染物質を取り込んでいる可能性も示唆されています。
人的被害や家畜への被害、道路・線路といった社会インフラへのダメージ、農作物への被害のほか、黄砂によって視界が悪くなり、航空機の欠航や道路交通が麻痺するなど国境を越えて早急な対応が求められているとしています。