今年はスギ花粉飛散が早い?全国では去年の“8倍”以上の地域も 青森県の飛散開始予想は「3月上旬」
民間の気象情報会社「ウェザーニューズ」は今シーズンの花粉の飛散開始は西日本で平年並み、北日本と東日本でやや早い予想と発表しました。
飛散量は西日本では非常に多く、平年比の2倍以上、去年に比べると8倍以上の地域もあり、過去10年で最も多いかそれに匹敵するとみられています。
青森県での飛散開始は3月上旬と予想されています。
予想によりますと、去年12月から1月上旬は冬型の気圧配置が多く、寒さを経てスギの雄花が徐々に成長を始めていると見られます。
今月後半からは寒気と暖気が周期的に流れ込む予想です。
暖気で気温が高くなると、スギの成長が促されることから花粉の飛散開始が北日本と東日本で早くなる見込みということです。
青森県では2月から3月初めの気温もいつもの年よりも高くなる予想で、3月上旬に花粉の飛散が開始すると見られています。
花粉の量は多かった去年の半分ほどですが、いつもの年と同じくらいと予想されています。
晴れて風の強い日には大量の花粉が飛散するため、しっかりと対策をするよう呼びかけています。