旅立ちの春。松山大学では、卒業式が行われました。

松山大学の卒業式には、大学と大学院の卒業・修了生あわせて1187人が出席し、各学科の代表者が池上真人学長から学位記を受け取りました。

人文学部 関根舞衣さん：
「松山大学の校訓である『真実・実用・忠実』の『三実』の精神は、この先歩み続ける人生の大きな指針となるでしょう」

また、スポーツクライミング競技男子スピード種目の日本記録を持つ大政涼選手に、これまでの活躍を称えて、初めての「学長特別賞」が授与されました。

法学部法学科卒業 大政涼さん：
「社会人としての責任も果たしつつ、競技力の向上だけではなく人間力も兼ね備えたアスリートになれるよう活動していきたい」

大学によりますと、今年度、就職が内定している卒業生のうち、県内企業への内定率は46.1％、都心部周辺への内定率は21.6％となっているということです。