新潟県の被害状況 重軽傷47人に 県内の住宅被害は新潟市以外で908棟に 新潟市は3700件超える“り災証明”申請 (8日午後3時現在)
元日に発生した地震から1週間。
新潟県内の被害状況について県が8日、発表した最新情報によりますと、県内で47人が重軽傷、住宅被害は、新潟市を除く県内で908棟となっていることが分かりました。(8日午後3時現在)
重軽傷者47人の内訳は重傷5人、軽傷42人です。
市町村別では新潟市で21人、上越市6人、長岡市5人、糸魚川市4人などとなっていて人的被害は9市で確認されています。
新潟市以外の住宅の被害は、半壊1棟、一部損壊906棟、床上浸水1棟で合わせて908棟に。新潟市以外で住宅被害がもっと多いのは上越市で374棟、糸魚川市で197棟、燕市で142棟、柏崎市50棟など16市町で被害が確認されています。
新潟市内では8日時点で公的な支援を受けるのに必要な、り災証明書の申請が3749件に上り、そのうち西区だけで2,806件となっています。
新潟市は、建物被害の把握方法を、建物の損壊度から「応急危険度判定」、「り災証明」の件数に切り替えて発表しています。