IGRいわて銀河鉄道は車両の床に設置する広告「フロア広告」を初めて導入し、21日設置作業を公開しました。

江口キャスター
「電車に乗って目的地に到着するまでの時間、足元に目をやると大きな広告が。鉄道関連企業のイメージアップにつなげたい考えです」

IGRが導入した「フロア広告」は、縦1メートル、横2メートルのサイズです。
鉄道の「フロア広告」は全国的には導入している会社もありますが、IGRとしては初の取り組みで、運行に欠かせない測量や電気設備など鉄道関連の企業22社がスポンサーに名乗りを上げました。

こういった鉄道関連の企業では特に若い世代の人手が不足しているといいます。
IGR全体の利用者のうち、「通学」の定期利用者が半数近くを占めることから、会社では「フロア広告」を通じて若者の企業に対するイメージの向上と、採用活動の活性化につなげたい考えです。

また、PR効果を高めようと、21日は中吊り広告も合わせて設置されました。
「フロア広告」の設置期間は1年間で、広告を取り付けた車両が22日から運行されます。