【大船渡・山林火災 達増知事が緊急要望】
大規模な山林火災で大船渡市の産業が大きな被害を受ける中、24日、達増知事は、被災した施設の復旧に国庫補助金を出すことなどを国に要望しました。
達増知事は、24日午後、林野庁と水産庁などを訪れ、大船渡市の復興に向けて要望書を提出しました。
このうち、林野庁では、焼けた森林の被害調査や被災した「しいたけ栽培施設」の復旧に対して、国庫補助金を出すことなどを要望しました。
これに対し、青山豊久林野庁長官は、「県、大船渡市と連携しながらやっていきたい」と話しました。
また、水産庁では、定置漁業用倉庫に甚大な被害が出ていることから災害復旧事業の対象とすることや、アワビなどの陸上養殖施設が被災した事業者については経営再建に向けてきめ細かな支援をすることなどを求めました。
達増知事
「お互い共有している課題について確認することができた。具体的にはこれから調整や共同作業の中で決めていく、これからの方向性について見えてきてよかったと感じる」