【盛岡 宿泊税200円とする案を提示】24日の検討委員会・岩手
盛岡市が導入を検討している「宿泊税」について、一人一泊あたり200円とする案が、24日の検討委員会で提示されました。
「宿泊税」は、都市の魅力を高め、観光振興を図る事業に関する費用にあてるため、ホテルなどの宿泊料金に上乗せして徴収する地方税です。
3回目となる委員会では、観光客へのアンケート結果や、すでに宿泊税を導入している自治体の状況を踏まえて、一人一泊あたり200円を徴収する案が盛岡市から提示されました。
宿泊者にとって分かりやすく、宿泊事業者にとっても事務的負担が少なく済むことがメリットで、2023年に盛岡市に宿泊した観光客およそ128万人で換算すると2億5600万円の税収が見込まれます。
ただ、修学旅行や学校の行事への参加に伴う宿泊の場合でも課税は免除しないため、検討委員会では「負担軽減策について、引き続き検討を進めたい」としています。