作業中の男性転落死 岩手県一関市千厩町
22日午前、岩手県一関市千厩町の製紙工場で作業中の男性が誤って転落し、死亡しました。
亡くなったのは、一関市千厩町小梨の会社員佐藤勝信さん62歳です。
22日午前11時半ごろ、一関市千厩町千厩にある佐藤さんの勤務先の製紙工場で、頭から血を流して意識不明の状態で倒れている佐藤さんを同僚が発見し、通報しました。
佐藤さんは市内の病院に運ばれましたが、およそ1時間後に出血性ショックで亡くなりました。
佐藤さんは高さ10メートルの沈殿槽の上部から柵を越えて転落したとみられています。
当時、佐藤さんはヘルメットを着用していました。
佐藤さんは、工場の自衛消防団が事故の数日前に行った訓練で使用した消防用ホースを柵にかけて乾かそうとしたところ、誤って転落した可能性があるということです。