県民信組が元職員を刑事告発 約780万円を着服 山梨県
山梨県民信用組合の元職員が顧客のローンカードを不正に使用しおよそ780万円を着服した問題で、組合は元職員を窃盗の疑いで刑事告発しました。
県民信組が告発したのは、2017年3月まで勤務していた元営業担当の40代の男性です。県民信組は、元職員が着服した約780万円のうち約200万円を顧客名義で発行したローンカードを使い着服したとして、窃盗の疑いで県警に告発文を提出し、1月下旬に受理されたということです。
県民信組は「不正を許さない断固たる態度を示していく」としています。
一方、元職員が3人の顧客から着服した約580万円については「窃盗罪が時効となっているため告発できない」としています。