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富士急「ええじゃないか」死亡事故 適法性など県が報告求める 建築基準法に基づき 山梨

2025年3月24日 6:37
富士急「ええじゃないか」死亡事故 適法性など県が報告求める 建築基準法に基づき 山梨

 山梨県富士吉田市の富士急ハイランドのジェットコースター「ええじゃないか」で点検作業中の従業員が死亡した事故に関し、長崎幸太郎知事は24日、富士急ハイランド側に適法性などについて報告を求めたことを明らかにしました。

 事故は2月28日昼前、「ええじゃないか」の点検作業をしていた富士河口湖町船津の嘉村伊織さん(29)が車両とレールの間にはさまれ、出血性ショックで死亡したものです。

 事故当時、嘉村さんは車両の下にもぐり込み作業をしていましたが、別の従業員が警察の聞き取りに「人がいるのを確認せずに車両を動かしてしまった」などと説明していることが分かっていて、警察は業務上過失致死の疑いも視野に調べています。

 長崎知事は24日の会見で富士急ハイランドの事故について建築基準法に基づき、事故の状況や法への適合性について3月19日付で事業者側に報告を求めたことを明らかにしました。

 その上で「(報告をもとに)しっかり検討して法適合性を見極めていきたい」と述べました。

最終更新日:2025年3月24日 6:37
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