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【速報】前明石市長の泉房穂氏が参院選出馬表明「国民を向いて本気で政治やるべき」兵庫から無所属で 立憲と国民が支援で調整 子育て支援で実績、度重なる暴言で政界引退も撤回「アンガーマネジメント勉強した」

2025年3月24日 5:36
【速報】前明石市長の泉房穂氏が参院選出馬表明「国民を向いて本気で政治やるべき」兵庫から無所属で 立憲と国民が支援で調整 子育て支援で実績、度重なる暴言で政界引退も撤回「アンガーマネジメント勉強した」
午後2時半ごろ

 前明石市長の泉房穂氏が、神戸市内で記者会見を開き、ことし夏の参議院選挙に無所属で出馬する意向を表明しました。

 泉氏は、会見で「政治家が国民の方を向いて、本気で政治をやるべきだ。そういった思いが本当に湧き上がり、今回の決断に至った」と話しました。

■子育て支援で実績も、度重なる暴言で政界引退

 泉氏はテレビ局ディレクターや弁護士、衆議院議員を経て、2011年の明石市長選で初当選。市政運営では、高校生までの医療費、中学生の給食費、第2子以降の保育料などを無償化するなど、子育て支援に力を入れました。一方、市職員や市議に対する度重なる暴言が問題になりました。

 2019年には、国道の拡幅工事でビルの立ち退き交渉が遅れていたことを巡って、市職員に対する暴言が問題になり、市長を辞職。出直し選に出馬すると、有効投票数の7割以上を獲得する圧勝で市長に返り咲きました。

 しかし、2022年、市議に対する暴言が再び明らかになり、政治家引退を表明。2023年の引退後は、コメンテーターとしてテレビに出演するなどしていました。

■これまでの暴言も「アンガーマネジメントの資格得た、同じことは繰り返さない」

 泉氏は、会見で、「国民の生活が大変な中にもかかわらず、永田町の政治家は政局や党利党略、私利私欲の状況で、誰も国民を助けないのであれば、自分が助けていく。助けられる命があるんだから助ける」と話しました。
 また、市長時代の自身の暴言についても、「その後アンガーマネジメントの勉強を続け、講師の認定資格も得た。同じことは繰り返さない」と述べました。

 関係者によりますと、今回の出馬では、立憲民主党や国民民主党が支援する方向で調整を進めているということです。

 参院選兵庫選挙区では、泉氏のほか、自民党の現職・加田 裕之氏、公明党の現職・高橋 光男氏、参政党の新人・藤原 誠也氏が立候補を表明しています。

最終更新日:2025年3月24日 9:43
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