【速報】京アニ放火殺人事件・青葉被告の控訴取り下げ 弁護人が「無効」申し入れ
青葉真司被告
36人が犠牲になった京都アニメーション放火殺人事件で、一審で死刑判決を受けた青葉真司被告が控訴を取り下げたことについて、弁護人が取り下げを無効とするよう大阪高裁に申し入れました。申し入れ書の提出は30日付。
青葉真司被告は2019年、京都アニメーションの第1スタジオに放火し、36人を殺害した罪などに問われていました。
一審では、青葉被告に刑事責任能力があるかどうかが争点になりましたが、京都地裁は完全責任能力を認め、2024年1月、検察の求刑通り死刑判決を言い渡しました。
青葉被告の弁護人は、判決を不服として控訴していましたが、青葉被告本人が1月27日付で控訴を取り下げ、一審の死刑判決が確定していました。
弁護人が控訴取り下げの効力を争う申し入れ書が提出されたことを受け、大阪高裁は今後、青葉被告本人による控訴の取り下げが有効かどうかなどを判断することになります。
最終更新日:2025年1月31日 15:35