9月8日フランスで開幕 ラグビーW杯まで2か月 ウェブ・エリス・カップを手にするのは?
夏季・冬季オリンピックやサッカーのFIFAワールドカップなどに次ぐ大会規模を誇ると言われ、世界的メジャースポーツイベントの一つ、ラグビーワールドカップ。2019年に社会現象を巻き起こした日本大会から早4年、いよいよ9月8日に迎える待望の開幕まで2か月となりました。
前回大会で初の決勝トーナメント進出を果たした日本代表をはじめとする20チームが頂点を目指すラグビーユニオン(15人制)最高峰の大会は、1987年に産声を上げました(当時は16チーム参加)。以後4年に一度開催され、第10回大会の今回は2007年の第6回大会以来2度目のフランス開催となります。
優勝回数は初代王者のニュージーランドと、連覇を狙う前回大会王者の南アフリカが最多タイの3回で、次いでオーストラリアが2回、ラグビー発祥国のイングランドが1回と続きます。開催国フランスも準優勝3回の実力者として初の頂点へ照準を合わせます。
「目標は優勝」と語ったリーチ マイケル選手を擁する日本代表は、プールDでチリ、イングランド、サモア、アルゼンチンと対戦し、まずはプール2位以上入りが条件となる決勝トーナメント進出を目指し、前回大会以上の結果をつかみにいきます。
200年前の1823年、競技誕生のきっかけを作った少年の名を冠した優勝杯「ウェブ・エリス・カップ」を手にするのは果たしてどのチームでしょうか?