カブス・今永昇太投手は2日、メッツ戦に先発登板し7回無失点の好投。試合後のインタビューに応じ、自身のピッチングについて語りました。

今季5勝目となったこの試合を「真っ直ぐの球速もそこまで出ているわけじゃなかったんですけど、(キャッチャーの)アマヤ選手とコミニュケーションを取れて、うまく相手の狙いを外せたことが良かったと思います」と振り返った今永投手。「とにかく弱い球が相手のストロングポイントにいかないように。今日は何球か助かったボールもありましたけど、結果的にゼロで抑えられて良かったと思います」と話しました。

開幕から6試合で負けなしの5連勝を果たしている成績については「僕が想像していたよりもいい数字が並んでいますけど、実際に1試合1試合振り返ってみると、本当に紙一重の勝負どころをたまたま拾ってきたというところがあるので、そうじゃない試合もこれからくると思うので。そういう紙一重のところをずっと自分のものにできるようにやっていきたいなと思います」と語りました。

試合前の防御率0.98から防御率0.78まで成績を上げ、好調をキープしている今永投手。「今は僕のデーターも少ないですし、データーが上振れしているだけなので、これを1年間やれたらもちろん最高ですけど。そうもいかない場所だと思っているので、よりレベルの高い相手が現れた時にそれをまた乗り越える努力をしていきたいなと思います」と、今後に向けて意気込みました。