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【ラグビー日本代表】W杯でも戦うサモアに敗れる リーチが前半に痛恨の退場も善戦

2023年7月22日 16:52
【ラグビー日本代表】W杯でも戦うサモアに敗れる リーチが前半に痛恨の退場も善戦
アマト・ファカタヴァ選手

◇ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2023 サモア代表24-22日本代表(22日、北海道・札幌ドーム)

今年9月に開幕する4年に一度の祭典、ラグビーワールドカップフランス大会。日本代表のテストマッチが22日に北海道の札幌ドームで行われました。

サモア代表は、本大会でも戦う相手とあって、日本代表にとっては重要な一戦です。キックオフ前には、サモア代表が「シヴァ・タウ」を披露し、会場を盛り上げました。

先にスコアが動いたのは日本。前半6分、代表初キャップとなったアマト・ファカタヴァ選手がトライを決め先制。その後のキックも李承信選手が決め7-0とリードします。

その後両チームペナルティーゴールを1本ずつ決め、10-3となります。

北海道で開催されたこの試合、高校3年間を札幌山の手高校で過ごしたリーチ マイケル選手が闘志を見せます。リーチ選手がアタックにいくと、会場が一体となって出す「リーチ」という声援が鳴り響きます。しかし前半30分、そのリーチ選手が危険なタックルを相手選手にしてしまいレッドカードで退場。日本代表は残り50分以上を1人少ない状態で戦わなければならなくなりました。

前半37分にサモア代表のアラマンダ・モトゥガ選手にトライを決められるなど、10-10と同点で前半を折り返します。

後半は両チームメンバー交代がないままスタート。開始早々、李選手が連続でペナルティーゴールを2本決め16-10でリードを広げます。

しかし、後半8分、自陣で山中亮平選手がキックで蹴り出したところをジョナサン・タウマテイネ選手にチャージでブロックされ、そのままトライを許した日本。元オーストラリア代表のクリスチャン・リアリーファノ選手にキックを決められ、逆転されます。

それでも、後半17分に相手のオフサイドからキックを選択し、李選手が決め19-17と再び日本がリード。

さらにジャック・コーネルセン選手がジャッカルに成功。キックを選択し、李選手がこの日5本目のキックを成功させます。

しかし、1人少ない日本代表にサモア代表が迫り、早いパス回しからトライ。日本はまたも逆転を許します。

ワールドカップ本戦でも戦うサモア代表に敗れた日本。本戦でのリベンジに期待です。