【箱根駅伝】駒澤エース田澤廉「『ありがとう』の言葉で、これまでの陸上4年間がこみ上げてきた」大八木監督から感謝に感銘
駒澤大学・大八木弘明監督(左)の声かけを受ける田澤廉選手(右)
第99回東京箱根間往復大学駅伝競走で2年ぶり8回目の総合優勝を飾った駒澤大学。選手たちと監督は翌4日、日本テレビの取材に応じました。
花の2区、2位で襷(たすき)をうけたエースの田澤廉選手(4年)。12月上旬に新型コロナに感染し、1週間程練習ができず、万全な状態にはありませんでしたが、区間3位のタイムで好走。最後に首位を中央大学・吉居大和選手(3年)に奪われるも、2位をキープしました。
レースを振り返った田澤選手は「後半の選手に少しでも自分のところで楽をさせようって考えて走ってたんですけど、結果的に中央大学に負けて後続ともあまり差がないような状態で渡してしまった。自分の中では悔いの残る走りでしたが、状態があんまり良くない中でも、自分の最低限の走りができたので悔いはない箱根駅伝だったと思います」と語りました。
大八木弘明監督とは親子のような関係だという田澤選手。監督の最も覚えている声かけについては「監督はよく『男だろ!』とみんなに声をかけていると思うんですけど、今回自分にも『男だろ』ってかけてくださった。でもそれ以上に『信じてるからな』という言葉が印象に残ってます」と話しました。
この言葉をかけた理由について大八木監督は「この4年間彼の生活、練習態度、1年1年成長してきているなって思うのと、エースとしての自覚を持ち始めていった。彼を信じなかったらこのチームはダメだろうと思ってましたから、それで『信じている』という言葉が出ましたね」と大八木監督と田澤選手の信頼関係の強さが見られる瞬間でもありました。
田澤選手は2区を走った後に監督に連絡。「監督に自分から『電話したい』と言って電話をしました。その時『申し訳なかった』と監督に言いました。エースとしての走りを最後にできなかった悔しさから、そういうことを伝えたんですけど、監督からは『ありがとう』と言葉をもらった。その瞬間、これまでの陸上4年間というのがこみ上げてきた」と、大八木監督からの言葉に胸を打たれたとのことです。
花の2区、2位で襷(たすき)をうけたエースの田澤廉選手(4年)。12月上旬に新型コロナに感染し、1週間程練習ができず、万全な状態にはありませんでしたが、区間3位のタイムで好走。最後に首位を中央大学・吉居大和選手(3年)に奪われるも、2位をキープしました。
レースを振り返った田澤選手は「後半の選手に少しでも自分のところで楽をさせようって考えて走ってたんですけど、結果的に中央大学に負けて後続ともあまり差がないような状態で渡してしまった。自分の中では悔いの残る走りでしたが、状態があんまり良くない中でも、自分の最低限の走りができたので悔いはない箱根駅伝だったと思います」と語りました。
大八木弘明監督とは親子のような関係だという田澤選手。監督の最も覚えている声かけについては「監督はよく『男だろ!』とみんなに声をかけていると思うんですけど、今回自分にも『男だろ』ってかけてくださった。でもそれ以上に『信じてるからな』という言葉が印象に残ってます」と話しました。
この言葉をかけた理由について大八木監督は「この4年間彼の生活、練習態度、1年1年成長してきているなって思うのと、エースとしての自覚を持ち始めていった。彼を信じなかったらこのチームはダメだろうと思ってましたから、それで『信じている』という言葉が出ましたね」と大八木監督と田澤選手の信頼関係の強さが見られる瞬間でもありました。
田澤選手は2区を走った後に監督に連絡。「監督に自分から『電話したい』と言って電話をしました。その時『申し訳なかった』と監督に言いました。エースとしての走りを最後にできなかった悔しさから、そういうことを伝えたんですけど、監督からは『ありがとう』と言葉をもらった。その瞬間、これまでの陸上4年間というのがこみ上げてきた」と、大八木監督からの言葉に胸を打たれたとのことです。