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【赤星解説】レッドソックス移籍の吉田正尚に期待「メジャーでも3割20本いける」 課題はメジャー特有のストライクゾーン

2022年12月20日 6:09
【赤星解説】レッドソックス移籍の吉田正尚に期待「メジャーでも3割20本いける」 課題はメジャー特有のストライクゾーン
ボストン・レッドソックスの入団会見を行う吉田正尚選手
野球解説者の赤星憲広さんが18日、日本テレビ『Going!Sports&News』に出演し、プロ野球・オリックスからメジャーリーグ・レッドソックスに移籍した吉田正尚選手(29)について解説しました。

吉田選手の移籍初年度の目標成績として、赤星さんは「日本で5年連続3割を打っているバッターなので、メジャーでもまずは3割打ってほしい」と話しました。

また、レッドソックスの本拠地、フェンウェイ・パークは1912年に建設されたメジャー最古の球場。“グリーンモンスター”と呼ばれる、左翼にある高さ11.3mの巨大フェンスが有名ですが「ライト側は短い。だから(吉田選手のような)左バッターには有利だと僕は思います」とコメント。

ライト側の距離はレフト側より2.5m短い上に、フェンスの高さは0.9mから1.5mと“グリーンモンスター”の10分の1しかないという球場の特徴が、左バッター向きだと解説しました。

「3割を目指して数字を残していけば、引っ張った打球がヒットの延長でホームランになることもあると思う。結果、ホームラン20本もいけるのでは」とメジャー1年目での活躍に期待を寄せました。

その一方で懸念したのは、外に広いと言われているメジャー特有のストライクゾーン。

「動く球への対応は心配ないと思うんですが、吉田選手は若干アウトステップ気味なので、アウトコースの球にバットが届かず苦戦する可能性がある。外を意識させられ、最後に内を突かれて凡打、なんてこともあると思います。ただ、吉田選手は選球眼がいいので早い時期に対応できるかどうかがポイントだと思います」

日本人メジャーリーガーでこれまで打率3割をマークしたのはイチローさんと松井秀喜さんのみ。吉田選手がこの数字をクリアすることができるのか注目です。

▽吉田正尚選手 NPB通算成績
打率.327 133本塁打 467打点

▽フェンウェイ・パーク
<ライト> 距離:約92.0m フェンス:約 0.9m
<レフト> 距離:約94.5m フェンス:約11.3m
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