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駒澤大学 大八木監督勇退に「本当に私の生きがい。ちょっと寂しいが、29年しっかりやってきた」

2023年1月5日 5:55
駒澤大学 大八木監督勇退に「本当に私の生きがい。ちょっと寂しいが、29年しっかりやってきた」
勇退を表明した駒澤大学・大八木弘明監督
第99回東京箱根間往復大学駅伝競走で2年ぶり8回目の総合優勝を飾った駒澤大学。選手たちと監督は翌4日、日本テレビの取材に応じました。

勇退を発表した大八木弘明監督は「素晴らしい選手に恵まれたなという思い。この三冠を取れたということは本当にうれしく思ってます。素晴らしいプレゼントをいただきました」と語りました。

2004年に駒澤大学の監督に就任し、コーチ時代を含めると計8回と箱根駅伝を制覇。勇退については2年ほど前から考えていたと言います。

「今年の夏の合宿の時に4年生3人くらいにそろそろ勇退するというようなことを話をしました。山野と田澤と円にはじめに伝えました」と4年生の3選手だけには先に伝えていたことを明かしていました。

このことを聞いた4年生の主将・山野力選手、田澤廉選手、円健介選手は「3人でもう一度チームを盛り上げて、大学駅伝三冠を目指してがんばろう、監督も本気だから自分たちも本気で答えないといけない」と思ったと決意を誓いました。

そして3日、箱根駅伝で総合優勝を果たし、大学駅伝三冠を達成。大八木監督にこれ以上ないプレゼントとなりました。

大八木監督は選手たちに感謝の言葉。

「本当に私の生きがいでもありましたから、選手達、本当の子どもたちを育てて、楽しく、悔いのない4年間に育てながら卒業していってもらうのが、私の夢でもある。しっかり成長して、社会に通用する人間になって出て行って欲しい。それをずっとやってきている。ちょっと寂しいものはありますが、29年しっかりやってきたかなと思います」

大八木監督は今後も総監督として駒澤大学で指導を続けることで、チーム運営をしっかりやっていきたいと話しました。

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