新谷仁美3つ目の日本新へフルマラソン復帰
積水化学工業株式会社は21日、新谷仁美選手(33)が3月6日に開催される東京マラソン2021に参加することを発表しました。新谷選手にとっては13年ぶりのフルマラソン再挑戦となります。
新谷選手は2度の世界選手権とロンドン五輪に出場し、2014年に一度現役を引退。そこから4年間の社会人生活を経て復帰しました。2020年にアメリカで行われたハーフマラソンでは1時間6分38秒、同年の日本選手権では10000mで30分20秒44をマークし、2つの日本記録を樹立しています。
来月には34歳の誕生日を迎える新谷選手。フルマラソンの自己ベストは2009年に出した2時間30分58秒で、それ以来一度も出場していません。
現在の日本記録は野口みずきさんが持つ2時間19分12秒。アスリートとしては決して若くない年齢ですが、まだまだ日本陸上界の第一線を走り続け、3つ目の日本記録を狙います。
写真:森田直樹/アフロスポーツ「写真は2020年日本選手権のもの」