“ワタガシペア”初戦快勝 バド世界選手権
◇バドミントン世界選手権3日目(現地14日・スペイン)
混合ダブルス2回戦で世界ランキング4位の渡辺勇大選手と東野有紗選手の“ワタガシペア”が快勝し、3回戦に進出しました。
今年夏の東京五輪ではバドミントンで日本勢唯一の銅メダルを獲得。今月のワールドツアーファイナルズでは準優勝したワタガシペア。
今大会初戦となる2回戦で、世界ランク54位、ロシアのE・ドレミン選手とE・ディモア選手のペアと対戦しました。
ワタガシペアは、試合序盤から息の合ったコンビネーションでつけいる隙を与えず8連続ポイントをあげるなど、相手を圧倒。21-10で第1ゲームを先取します。
第2ゲームは、21-8で制して、ゲームカウント2-0で快勝。試合時間はわずか28分、危なげなく3回戦に進出しました。
試合後、東野選手は「初戦だったので、体育館の雰囲気を感じとりながらプレーすること意識して頑張った」とコメント。
渡辺選手は、「いい滑り出しができたと思うし年内最後の大会なので力を振り絞って頑張りたい」と今後に向け、意気込みを語りました。
また、同じく混合ダブルスで、金子祐樹選手・松友美佐紀選手ペアもストレート勝ち。山下恭平選手・篠谷菜留選手ペアは、ゲームカウント2-1で勝利し、そろって3回戦に進出しています。
男子ダブルスでは、ワールドツアーファイナルズを制した保木卓朗選手・小林優吾選手ペアが、中国のペアを相手にゲームカウント2-1で競り勝ち、3回戦に駒を進めました。
※ロシアのペアは「ロシアバドミントン連盟」の選手として出場
写真:新華社/アフロ
撮影:2021年東京五輪