◇2022新体操日本代表選考会(16日、高崎アリーナ)


1日目、前半種目のフープとボールを終え、シニア個人競技では松坂玲奈選手が合計54.900点で1位につけました。

この大会は9月に行われるアジア競技大会などの日本代表を決める大会で、個人総合成績上位2人が日本代表候補に選考されます。

松坂選手の得意種目はフープ。

ミスのない力強い演技を見せ、体を大きく使ったダイナミックな動きで27.250点を獲得し、1位につけます。

ボール種目ではボールと一体となった滑らかな動きを見せ、27.650点を獲得。両種目で1位をとった松坂選手が前半種目を終え、暫定1位となりました。

「今回は有観客の試合だったので見ている方々に喜んでもらえるような演技をしようと心がけました。自分は他の選手よりも、手具操作が光っていると思うので、丁寧に減点されないように自信を持って演技をしています」

2日目に向けては、「明日は明日でまた変わるので今日のように1つずつ落ち着いて演技し、表現力を100％出し切れるよう自信をもって臨みたいです」と意気込みを語りました。

17日は後半種目のクラブとリボンの演技が実施され、全種目の合計得点をもとに日本代表候補の発表が行われます。