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「人が変わったみたいでした」ガイドも驚き マラソン銅メダルの道下美里がプロポーズを受けた地で力走

2024年9月9日 16:10
「人が変わったみたいでした」ガイドも驚き マラソン銅メダルの道下美里がプロポーズを受けた地で力走
パリパラリンピックのマラソンで銅メダルを獲得した道下美里選手(写真:アフロスポーツ)
パリパラリンピック2024 陸上 女子マラソン視覚障害T12(8日、アンバリッド)

パリパラリンピックのマラソンで道下美里選手が銅メダルを獲得しました。

3番目にゴールしたスペインのエレナ コンゴスト選手が失格判定となり、4番目にゴールした道下選手が繰り上がりで銅メダルとなりました。

このことをレースが終わりドーピング検査に行くときに伝えられた道下選手は「みんなで跳びはねて抱き合った。もってるって」とそのときの状況を再現するように両手を挙げてジャンプしました。そばで聞いていたガイドも「みんなが自分のおかげだって」とそのときの様子を話し、道下選手は満面の笑みを浮かべました。

また、パリの凱旋門は道下選手が夫からプロポーズされた思い出の地。その場所で夫が見守ってくれていたといいます。「最後は主人の力を借りようと思ってダッシュ。そこから力強い走りになった」と話すと、一緒に走っていたガイドは「人が変わったみたいでした」とそのときの様子を話しました。

最後まで元気いっぱいの道下選手。「おいしいものいっぱい食べましょう。ムール貝だ。唐揚げも食べましょう」と勇みながらインタビュー会場を後にしました。