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阪神・矢野燿大監督 4連勝で「これからもあきらめない野球を見せていきたい」

2022年8月21日 19:21
阪神・矢野燿大監督 4連勝で「これからもあきらめない野球を見せていきたい」
阪神・矢野燿大監督
プロ野球セ・リーグ 阪神6-1巨人(21日、東京ドーム)

阪神は先発の才木浩人投手が7回途中4安打7奪三振1失点と好投。さらに打線がつながり先発野手全員安打で6点を奪うなど巨人相手に快勝。4連勝を飾りました。

試合後、矢野燿大監督は「その前は8連敗という本当に悔しい、苦しいときがありましたけど、チーム全体であきらめず、この4連勝続けてくれたというのはこれからの戦いにも大きいと思いますし、これからもあきらめない野球、それを見せていきたい」と振り返りました。

▽以下、阪神・矢野燿大監督の試合後インタビュー

――ジャイアンツ戦3つ取って4連勝。今の気持ちは?

「本当にね、その前は8連敗というね、本当に悔しい、苦しいときがありましたけど、チーム全体であきらめず、この4連勝続けてくれたというのはこれからの戦いにも大きいと思いますし、これからもあきらめない野球、それを見せていきたい」

――先発の才木投手、7回途中4安打1失点。監督にはどう映った?

「一軍に上がってきてからずっと試合を作ってくれていますし、才木投手らしく向かっていく投球をよくしてくれているので、そういうところは助かっていますし、今日は立ち上がりからちょっと配球を変えた部分もあったかなと思うんですけど、そういうところも含めて梅野(隆太郎捕手)もいいリードをしてくれたと思いますし、初回の盗塁アウト、そこでチームの流れもまたこっちに来たかなと。バッテリーでよく抑えてくれました」

――才木投手は肘の手術も経験。そこから復活しての今季3勝目は監督としても頼もしいのでは?

「もともと期待の大きい投手で、気持ち的にはポジティブな投手なんですけど、投げられない悔しさを(1軍に)上がってきてから十分に出してくれているかなと思います」

――87球を投じたタイミングで岩貞投手にスイッチ。あの場面での監督として心境は?

「その前も得点圏であれば代打を送ろうと思っていたんですけど、岩貞もいてくれるので、そういったところでは次の回でもいいんじゃないかと。ほかのピッチャーもいたので。そういう感じで継投しました」

――点差が広がってからは登板間隔のあいていた湯浅投手、岩崎投手もマウンドに送ることができた。

「投手は登板があきすぎても次難しくなりますし、そういうところで登板があいた中でしっかり投げてくれたことは火曜日からの京セラドームの試合にもつながっていくかなと思います」

――攻撃面では16安打、毎回安打で先発野手全員安打。まさに打線での攻撃でしたね?

「うちはホームラン・ホームランという打線ではないですけど、そういうところでは全員で線で攻撃できたなと手応えを感じていますし、連敗のときはちょっと点取れなかったのでこれでみんな気持ち良くいけるかなと。そういう試合にしてくれた」

――4番の佐藤選手は5試合連続打点、大山選手は4安打。頼もしいのでは?

「打ってほしい選手たちなので、火曜日からは近本も帰ってくる予定ですし、そういうところではまた全員で線で先発だけじゃなくて控えのメンバーもやってくれると思うので、全員で戦っていきます」

――監督としてこの3連戦とれた要因はどこにある?

「まず先発投手がしっかり投げてくれた、それが一番大きな要因だった思いますし、先に点を取れたことも大きな勝因だったかなと思います」

――来週に向けての意気込みを。

「DeNAも今すごく乗っているチームなので、僕たちは僕たちの戦い相手を見るより、自分たちがしっかり自分たちの野球をやる、そういう姿を見せて、あきらめない野球を火曜日からもやっていきます」