ナダルから大坂なおみに助言「人生はパーフェクトじゃない。敵意を受け流す覚悟も必要」
テニスのBNPパリバ・オープンでラファエル・ナダル選手が、試合中にヤジを受け涙を流した大坂なおみ選手について「かわいそうだとは思うけど、敵意を受け流す覚悟も必要」などとコメントしました。
「われわれ、テニス選手は素晴らしい経験を味わえるとてもラッキーな人間なんだよ。(ヤジなど)耳にするのはいやだけど、準備をしておかないと。大衆の前に出るということはそういうことに対抗する必要がある。人生はパーフェクトじゃない。敵意を受け流す覚悟も必要だよ」自身の試合後に、大坂選手の問題について聞かれ、そう答えたナダル選手。
「なおみはこれまでにもこうした問題でとても苦しんできたんだろう。メンタル面でね。一つ望むのは彼女が回復して、元気になることだよ」と続けました。
一方、大会の主催者はヤジを放った人物について「特定できなかったので、会場から排除しようがなかった」と述べています。