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中日・大野雄大「投げ合う投手で意識するのは彼くらい」が巨人・菅野智之への思い 25日は今季2度目の投げ合い

2024年8月25日 8:22
中日・大野雄大「投げ合う投手で意識するのは彼くらい」が巨人・菅野智之への思い 25日は今季2度目の投げ合い
中日の大野雄大投手(写真:時事)
中日ドラゴンズの公式YouTubeチャンネルが24日、大野雄大投手の動画を公開。25日の先発で投げ合う巨人菅野智之投手について、「投げ合う投手で意識するのは彼くらい」と思いを語りました。

前々回11日の巨人戦では、菅野投手と対戦。そのときの登板は「めちゃめちゃ気合が入った」と話す大野投手は5回2失点の投球。一方、菅野投手は9回途中1失点の快投を披露しました。

悔しさを語りつつも、「菅野投手も試合後のコメントで特別な感情があったと言ってもらえた。“同じ感情”で投げてくれたことがうれしかった」と振り返ります。

35歳の大野投手にとって菅野投手は1学年後輩。昨季は4勝止まりだった菅野投手は、ここまでリーグトップ11勝に防御率1.87と復活を遂げています。

食事に行く際には大野投手が質問攻めする仲とのこと。そんな友でもあり、ライバルでもある存在について、「2010年代ジャイアンツをずっとひっぱってきたエースですし、年下なんですけれど、見習うところはたくさんある。すごい励みになる存在で、彼も近年、本来の投球ができていない時期があったので、今年活躍している姿をみると励みになります」と思いを語りました。

また1年前の夏、左肘の手術を経てリハビリをしていた大野投手は、なかなか状態が上がらず苦悩。そんなときに菅野投手から「なんかのきっかけ一つで絶対よくなるので、あきらめないでやってください。絶対治りますから」と声をかけてもらったと明かしました。

■今季2度目の対戦に「必ず前回の借りを返したい」


前回18日の阪神戦で7回3失点の投球をみせ今季2勝目をマーク。左肘の手術もあった35歳は、バンテリンドームで節目の50勝でした。

25日は敵地東京ドームで巨人戦。今季2度目の菅野投手との投げ合いが予定されています。

普段の登板時には「相手の打者を抑えてチームを勝利に導くことで頭がいっぱい」と語り、「楽しみだなわくわくだなで終わらせてはいけない」とチームを勝たせることを大事にしていると話します。

ところが、菅野投手との投げ合いは「セ・リーグの中では特別な感情を持って、投げ合う投手のことを意識するのは彼くらい」と。「彼と投げ合うときは気合が入っていい投手戦がしたいと思える存在。なかなかいないですよね、そんなピッチャー」と思いを口にします。

そして「今度は必ず前回の借りを返したい。投げ勝つという気持ちを強く持って挑みたい」と意気込みました。