引退会見一問一答(3) 中日・福留孝介(45)立浪監督への憧れと若手への思い
中日の福留孝介選手
プロ野球・中日の福留孝介選手(45)が8日、引退会見を行いました。
日米通算2450安打をマークし、リーグ優勝3回&WBC連覇に貢献したレジェンドが、立浪和義監督への憧れと、若手への思いを語りました。
▽以下、福留選手の引退会見一問一答
――今季は開幕からヒットが出ずに、5月に初ヒットとなる二塁打。下を向きながら手をたたいていましたが、あの1本の思いは?
「やっぱりPLの先輩であります、立浪監督に開幕スタメンでも使って頂きましたし、代打でいくとなっても、ここ一番というところで使い続けて頂いたので、その中で結果を出すことができなくて、自分に腹が立っていましたし、申し訳ない中で打席に立っている中でやっと出た一本だったので、自分の中で少しほっとした部分はありましたね」
――PLの先輩でもあり、幼少時に中日の串間キャンプでサインをもらった立浪監督への思いは?
「やっぱり僕自身の最初から最後まで憧れの存在であったことは間違いないですし、その方の最後の力になれなかったというのもまた、これもまた僕自身の悔しさでもあります」
――立浪監督と直接引退の話はされましたか?
「先日、ちょっとお話をさせて頂きました」
――どんな言葉が返ってきましたか?
「逆に『力になれなくて申し訳なかった』と言われたんですけど、力になれなかったのは僕なので、そうやって言葉をかけて頂いたのはありがたかったですね」
――今、頭に浮かぶ24年間の印象的な一打はなんですか?
「特にないです。あんまり、ゆっくり振り返ってとかもないので、まだ思いつかないですけど、ユニホームを脱いで落ち着いたら、ああいうこともあったなと思うんじゃないですか」
――輝かしい数字を振り返ってもいいのかなと思うのですが、ここは誇れるというのは何ですか?
「プロ入る時に2000本という数字は何とかして達成したいと思ってやっていましたけど、2000本という数字を日米合算ではありますけど、達成できたというのは良かったのかなと思います」
――それを達成するための努力はあったと思いますけど、今だから言える努力はありますか?
「皆さん努力って、言われるんですけど、僕らは自分が好きでやっていること。自分が好きで野球やってきて、色んな方に色んなアドバイスを頂いて、一つ一つ自分で理解してかみくだきながらでも、ちょっとずつでも続けて来られたのは、どれというわけではなく、全てを続けて来られたのは良かったと思います」
――色んな方の大切にしているアドバイスは?
「全ての方のお話を大切に僕はしてきたつもりでいます」
――阪神、中日で若手に助言してきたと思いますが、今の若手に対して思うことはありますか?
「もっと、もっともっととは思っています。僕がこうやってユニホームを脱ぐ中で、必ずしも誰しもが通るので、早い遅いはありますけど、脱いでから後悔するよりは、『あの時やっておけば良かった』と思わないようにやってくれたらいいなと思います」
――中日は優勝、CS経験がない若手が増えていますが、ご自身の中でリーグ制覇の経験はいかがでしたか?
「勝っていくことを経験することによって、選手が成長するのは間違いなくあると思いますし、そういう経験がどんどんできるように、今の自分に満足することなく、やっていって欲しいなと思います」
――楽しみな若手はいますか?
「みんな楽しみです。みんな楽しみですし、みんな本当に頑張って欲しいと思っています」
日米通算2450安打をマークし、リーグ優勝3回&WBC連覇に貢献したレジェンドが、立浪和義監督への憧れと、若手への思いを語りました。
▽以下、福留選手の引退会見一問一答
――今季は開幕からヒットが出ずに、5月に初ヒットとなる二塁打。下を向きながら手をたたいていましたが、あの1本の思いは?
「やっぱりPLの先輩であります、立浪監督に開幕スタメンでも使って頂きましたし、代打でいくとなっても、ここ一番というところで使い続けて頂いたので、その中で結果を出すことができなくて、自分に腹が立っていましたし、申し訳ない中で打席に立っている中でやっと出た一本だったので、自分の中で少しほっとした部分はありましたね」
――PLの先輩でもあり、幼少時に中日の串間キャンプでサインをもらった立浪監督への思いは?
「やっぱり僕自身の最初から最後まで憧れの存在であったことは間違いないですし、その方の最後の力になれなかったというのもまた、これもまた僕自身の悔しさでもあります」
――立浪監督と直接引退の話はされましたか?
「先日、ちょっとお話をさせて頂きました」
――どんな言葉が返ってきましたか?
「逆に『力になれなくて申し訳なかった』と言われたんですけど、力になれなかったのは僕なので、そうやって言葉をかけて頂いたのはありがたかったですね」
――今、頭に浮かぶ24年間の印象的な一打はなんですか?
「特にないです。あんまり、ゆっくり振り返ってとかもないので、まだ思いつかないですけど、ユニホームを脱いで落ち着いたら、ああいうこともあったなと思うんじゃないですか」
――輝かしい数字を振り返ってもいいのかなと思うのですが、ここは誇れるというのは何ですか?
「プロ入る時に2000本という数字は何とかして達成したいと思ってやっていましたけど、2000本という数字を日米合算ではありますけど、達成できたというのは良かったのかなと思います」
――それを達成するための努力はあったと思いますけど、今だから言える努力はありますか?
「皆さん努力って、言われるんですけど、僕らは自分が好きでやっていること。自分が好きで野球やってきて、色んな方に色んなアドバイスを頂いて、一つ一つ自分で理解してかみくだきながらでも、ちょっとずつでも続けて来られたのは、どれというわけではなく、全てを続けて来られたのは良かったと思います」
――色んな方の大切にしているアドバイスは?
「全ての方のお話を大切に僕はしてきたつもりでいます」
――阪神、中日で若手に助言してきたと思いますが、今の若手に対して思うことはありますか?
「もっと、もっともっととは思っています。僕がこうやってユニホームを脱ぐ中で、必ずしも誰しもが通るので、早い遅いはありますけど、脱いでから後悔するよりは、『あの時やっておけば良かった』と思わないようにやってくれたらいいなと思います」
――中日は優勝、CS経験がない若手が増えていますが、ご自身の中でリーグ制覇の経験はいかがでしたか?
「勝っていくことを経験することによって、選手が成長するのは間違いなくあると思いますし、そういう経験がどんどんできるように、今の自分に満足することなく、やっていって欲しいなと思います」
――楽しみな若手はいますか?
「みんな楽しみです。みんな楽しみですし、みんな本当に頑張って欲しいと思っています」