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【駒澤大】期待の新入生 800m日本記録保持者の落合晃が入寮 憧れの佐藤圭汰との対面に笑顔も

2025年3月24日 21:15
【駒澤大】期待の新入生 800m日本記録保持者の落合晃が入寮 憧れの佐藤圭汰との対面に笑顔も
落合晃選手と大八木弘明総監督
3月某日、陸上・800m期待の新入生が駒澤大学の道環寮に入寮しました。

先日、滋賀学園高校を卒業したばかり、800m日本記録保持者の落合晃選手です。

名門・駒澤大学の藤色のジャージーに袖を通し、少し緊張した表情を浮かべていた落合選手でしたが、憧れだという佐藤圭汰選手の登場ににっこり。

「お願いします」とかたく握手をかわし、笑顔を見せると、そばで見ていた大八木弘明総監督も「いいねぇ」とつぶやきます。

一方の佐藤選手は「恥ずかしいな」とポツリ。ほほえましい場面でした。

入寮初日、「ワクワクと緊張、いろんな気持ちが混じっています」と話した落合選手。

「(佐藤)圭汰さんがいるから駒澤を選んだというくらい大きな憧れの存在。お会いできてすごくうれしいです」と笑顔を見せました。

駒澤大学を選んだ理由については、「世界と勝負したいという気持ちがすごく強かった。世界と近い、大八木さんのGgoatで、五輪や世界選手権で戦っている選手と一緒に練習できるのがすごく大きい。そういった環境でやらせてもらえることに感謝して、いろんなことを経験したい」と語りました。

◆「Ggoat」で“世界で戦える選手”へ

Ggoatとは、大八木総監督による“日本人選手が長距離種目において世界のトップを獲る”ことを目標としたプロジェクト。

駒澤大学OBの田澤廉選手、鈴木芽吹選手、この春に駒澤大学を卒業する篠原倖太朗選手、学生ラストシーズンを迎える佐藤圭汰選手らスピードランナーたちが所属しています。

落合選手は、「世界レベルで戦っている選手がいるなかで、いろんなことを経験させてもらったり、いろんなことを吸収させてもらって、スピードもだが持久力や長い距離の走り込みも必要だと思いますし、やることは山ほどある。ひとつひとつやっていけたら」と意気込みを語りました。

落合選手の専門種目は中距離の800mですが、「ちょっと長めの距離の練習も、800mでもすると思うので、一緒に練習するのが楽しみ」と笑顔を見せ、「ミドルで勝負したいので、1500mも挑戦したい」と今後についても見据えました。

1分44秒80の800m日本記録を保持する落合選手。

今季の目標については「(1分)40秒切りがターゲット」と話し、「今年は東京で世界選手権がある。まずは標準記録(1分44秒50)を突破して、出場は絶対叶えたい。出場できたら入賞とかメダルとか貪欲に狙っていきたい」と意気込みを語りました。

◆大八木弘明総監督も期待

落合選手の指導者となる大八木総監督は、「駒澤大学陸上部に入って、世界を目指せる選手になってほしい。高校生で日本記録をつくっているので、大学に来ても、また日本記録を更新してほしい」と期待を込めました。

また、今後のトレーニングプランについて「スピードは結構あるので最後のキレを磨いていかないといけない。ラスト200mを持久的なスピードも含めて伸ばしていきたい」と語った大八木総監督。

「800mだけじゃなくて1500m、5000mくらいまで距離が伸びていってくれれば」と話し、「あとは駅伝、出雲駅伝くらいまでは、出てくれたらなおさらうれしいですけどね」とほほえみ、距離が短い出雲駅伝出場への期待もよせました。

◆Ggoatとのアメリカ合宿へ出発

そして約1週間後には、Ggoatのメンバーとともにアメリカ合宿へ出発した落合選手。

憧れの佐藤選手から、「おもしろいです。同じ関西人なんでノリが合う」と言われ、うれしそうな表情を見せました。

空港では、「暑いっす…」と緊張した様子でしたが、「頑張って3週間乗り越えます!」とガッツポーズを見せました。

最終更新日:2025年3月24日 21:15
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