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BMXで日本人初快挙! 20歳の中村輪夢が『有言実行の新技』で世界選手権初優勝

2022年11月14日 11:30
BMXで日本人初快挙! 20歳の中村輪夢が『有言実行の新技』で世界選手権初優勝
世界選手権初優勝の中村輪夢選手(C)UCI
◇2022UCIアーバンサイクリング世界選手権(現地13日、アラブ首長国連邦・アブダビ)

2022年のパリ五輪代表選考を兼ねる自転車BMXの世界選手権。男子パーク種目で東京五輪5位の中村輪夢選手(20)が日本人初優勝を果たしました。

17歳でW杯年間王者に輝くなど若くして世界トップライダーとなった中村選手。しかし去年の東京オリンピックでは、金メダルも期待されるも5位と表彰台に立つことはできませんでした。

今年9月のインタビューでは「オリンピックはめちゃめちゃ悔しかったので、いろんな技を練習して、他のライダーがやってない技をやりたいっていう気持ちがあります。世界選手権では、新技を練習してるのでそれを決勝で出したい」と語っていました。

準決勝は技を温存しながら8位で通過。決勝の1本目では大技をみせます。最初のトリックで「720バースピンtoタックノーハンド(空中で2回転~ハンドルを1回転~ハンドルから手を離す)」世界最高レベルの新技を見事に成功。さらに持ち味の高さや完成度を見せつけ、この種目日本人初の優勝を手にしました。

試合後のインタビューでは「世界選手権優勝は夢の一つでした。まだ実感が湧かないですが、自分のやりたいことに集中し、出し切って優勝できたことがうれしいです。この大会に向け練習してきた『人と被らない技』のチョイスがハマったこと、それをしっかり決めたことが勝因と感じます。五輪のことはなるべく考えないようにしていましたが、それでもプレッシャーは感じていたので、まずは勝ててほっとしています」とコメント。

2年後のパリオリンピック出場枠はわずか12人。2024年に行われる五輪予選シリーズの上位6人に加え、条件付きながら22年・23年の世界選手権から計5人、そして開催国から1人がオリンピックに出場できます。「夢の1つ」と語っていた世界選手権優勝で、パリオリンピック出場に大きく前進した中村選手。自身のさらなる“夢”については、「自分が東京オリンピックでメダル取っていれば…と考えるし、力を出し切れての5位だったら良かったけど、全然出し切れなかったのでその悔しさがあります。一番はパリオリンピックで東京の悔しさをリベンジしたいです」と2年後の活躍を目指します。

また非オリンピック種目のフラットランドでは、男子で1位に佐々木元選手、2位に伊藤真人選手、3位に早川起生選手が表彰台を独占。さらに女子では中川きらら選手が3位に入り、中村輪夢選手とあわせて日本は5つのメダルを獲得しました。