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「箱根の借りは箱根で返す」打倒駒澤に燃える國學院大 平林清澄「てっぺんを狙ってやっていきたい」

2023年11月11日 9:10
「箱根の借りは箱根で返す」打倒駒澤に燃える國學院大 平林清澄「てっぺんを狙ってやっていきたい」
仲良くポーズをとる國學院大学の平林清澄選手(左)、上原琉翔選手(右)
◇ADIZERO EKIDEN COLLECTION 発表会(10日、都内)

アディダスジャパンによる、駅伝シーズンに向けたウエアやシューズの新モデルの発表会、「ADIZERO EKIDEN COLLECTION 発表会」に、國學院大學陸上競技部の前田康弘監督、平林清澄選手(3年)、上原琉翔選手(2年)が参加し、駅伝への思いを語りました。

今シーズン、國學院大學は出雲駅伝4位、全日本大学駅伝3位と上位争いを演じ、着実にステップアップ。第100回を迎える来年1月の箱根駅伝でも、駒澤大学の「三冠」を阻止しうる大学の一角として、名前が挙げられています。

前回の箱根駅伝は表彰台を目標としながらも、直前に主力選手の故障があり、総合4位と悔しい結果に。

それでも前田監督は「非常に価値のある4番だったと思いますし、今年のチームにもつながっていると思う」と振り返り、「『箱根の借りは箱根で返す』という気持ちが強いですから絶対に3番以内、そしてその上の紫のチーム(駒澤大)をしっかり追いかけたい」と意欲を見せました。

「今回もしっかりエース区間で他大学のエースと勝負したい」と意気込んだのは、全日本大学駅伝で区間賞も獲得した副キャプテンを務める平林選手。

「箱根駅伝は表彰台がチーム目標ですけど、てっぺんを狙っていきたい。もちろん駒澤大学さんが強いのは重々承知。それを止めるとなると、自分たちがやれる最大限の準備をするしかない。まずは自分たちが絶対にブレないこと、失敗しないこと、全員がちゃんと10割出せるというところを意識してやっていくしかない」と力強くコメントしました。

上原選手は「出雲駅伝4位、全日本大学駅伝3位、それでもやっぱり悔しいと思えるチームになってきている。駒澤大学に負けていることが一番悔しい」とした上で、「駒澤大学は強いんですけど、立ち向かうというなかで、自分たちがミスすることなく、しっかり正々堂々戦える準備をしていって箱根駅伝に臨んでいきたい」と意気込みました。