エンゼルスのマイク・トラウト選手が日本時間27日、ドジャースとのオープン戦の試合前に取材に応じ、今季FAとなる大谷翔平選手に向け言及しました。

2人はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝で対戦。大谷選手がトラウト選手から三振を奪い、悲願の世界一を果たしました。

WBCの決勝を振り返ったトラウト選手は、｢こういう雰囲気のなかでプレーすることが必要だった。プレーオフに戻りたいという気持ちがどれだけ強いか、考えさせられたよ。野球選手として、あのような雰囲気のなかでプレーしたい｣と語りました。

エンゼルスは2014年以来9年ぶりのポストシーズン進出を目指しており、トラウト選手は｢たくさんのいい選手が加入した｣とチームの今オフの補強に手応えを感じている様子でした。

そして、シーズン終了後には大谷選手のFAが控えており、トラウト選手はことあるごとに｢残ってほしい｣と伝えているといいます。

｢どうなるかわからないけれど、僕は常に彼をここに引き留めようと思っているよ｣と話したトラウト選手。MLB3度のMVPに輝くスター選手の願いは大谷選手に届くのか、注目されます。