◇MLB　ドジャース4ー2ツインズ(日本時間9日、ターゲット・フィールド)

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、大谷翔平選手の好調の要因について語りました。

大谷選手は8日のカブス戦で、注目の今永昇太投手との日本人対決が実現。2打席で凡退し、その後雨で約3時間の中断となります。しかし、再開後は2安打を放つ活躍を果たしました。

一夜明けたツインズ戦の直前、取材に応じた大谷選手は「(8日の試合で)クリケットのバットで打ったりとかして2安打したので、今日（9日）もやろうかなって思っています」と好調の要因を語っていました。

それを受け、試合前の取材に応じたロバーツ監督は「彼、秘密の内容を漏らしたね」と笑顔。

「クリケットのパドルのようなもので、持ち手部分は野球バットのグリップになっている。理論上、バットの芯がボールに当たるタイミングを伸ばしている。彼とヒッティングコーチがやり始めて、ショーヘイが気に入った」と舞台裏を明かしました。

この日のツインズ戦では、大谷選手は今季第3号ホームランを含む5打数3安打の大活躍。打率は.345まで上がり、自身最長の5試合連続マルチ安打を記録しました。

試合後、再び取材に応じたロバーツ監督は、秘密兵器のクリケットのバットに言及。「もしショーヘイに効いたなら、誰にでも効くはず。他の選手も秘密兵器のクリケットバットを使うかもしれないね」とジョークを交えながら笑顔をみせます。

また「彼がストライクゾーンをコントロールし、彼のゾーンに球が入ったときは彼以上のバッターはいない」と、大谷選手への賛辞は止まりませんでした。