新ルールに泣いたダルビッシュ有 「プレートから足を外す」のもけん制となりでボークに
今季2敗目を喫したダルビッシュ有投手(写真:AP/アフロ)
◇MLB ブリュワーズ1―0パドレス(日本時間17日、ペトコ・パーク)
今季3度目の先発登板となったパドレスのダルビッシュ有投手。7回12奪三振と最高のピッチングを披露しますが、新ルールによる“ボーク判定”が絡む失点があり、今季初勝利を飾ることはできませんでした。
ダルビッシュ投手は初回、スプリットを決め球に、三者連続三振と最高の立ち上がりを見せます。しかし2回、1アウトからセーフティーバントで出塁を許すと、誤算は続くブライアン・アンダーソン選手の打席でした。
今季から「けん制は1打席につき2度まで」という新ルールが追加されたメジャーリーグ。ダルビッシュ投手は、バッテリー間のサイン伝達がうまくいかなかったので「ピッチクロック」の投球時間制限を考慮し、一度プレートから足を外します。これが新ルールの上では、けん制と捉えられてしまいました。
ダルビッシュ投手はこのルールを大方理解していたものの、「プレートから足を外す」行為もけん制に含まれるということについては、把握していなかったそうです。
ベンチもこのことに気がついていなかったとのことで、ダルビッシュ投手はベンチからのサイン通りに1塁へ2度のけん制をしますが、ルール上では3度目と捉えられ、ボーク扱いとなりました。
これによって走者を2塁に背負うと、その後同じ打席で3盗を許してしまったダルビッシュ投手。アンダーソン選手に犠牲フライを打たれて1点を失ってしまいます。結果としてこの1点が決勝点となり、ダルビッシュ投手は今季2敗目を喫しました。
ダルビッシュ投手は「ステップオフがけん制と捉えられたのを、ベンチも分かっていなかったですし、僕らも分かっていなかった。でも三盗は防げたと思うので、そこは反省点かなと思います」と振り返りました。
今季3度目の先発登板となったパドレスのダルビッシュ有投手。7回12奪三振と最高のピッチングを披露しますが、新ルールによる“ボーク判定”が絡む失点があり、今季初勝利を飾ることはできませんでした。
ダルビッシュ投手は初回、スプリットを決め球に、三者連続三振と最高の立ち上がりを見せます。しかし2回、1アウトからセーフティーバントで出塁を許すと、誤算は続くブライアン・アンダーソン選手の打席でした。
今季から「けん制は1打席につき2度まで」という新ルールが追加されたメジャーリーグ。ダルビッシュ投手は、バッテリー間のサイン伝達がうまくいかなかったので「ピッチクロック」の投球時間制限を考慮し、一度プレートから足を外します。これが新ルールの上では、けん制と捉えられてしまいました。
ダルビッシュ投手はこのルールを大方理解していたものの、「プレートから足を外す」行為もけん制に含まれるということについては、把握していなかったそうです。
ベンチもこのことに気がついていなかったとのことで、ダルビッシュ投手はベンチからのサイン通りに1塁へ2度のけん制をしますが、ルール上では3度目と捉えられ、ボーク扱いとなりました。
これによって走者を2塁に背負うと、その後同じ打席で3盗を許してしまったダルビッシュ投手。アンダーソン選手に犠牲フライを打たれて1点を失ってしまいます。結果としてこの1点が決勝点となり、ダルビッシュ投手は今季2敗目を喫しました。
ダルビッシュ投手は「ステップオフがけん制と捉えられたのを、ベンチも分かっていなかったですし、僕らも分かっていなかった。でも三盗は防げたと思うので、そこは反省点かなと思います」と振り返りました。