今大会は『50点』堂安律 歓喜の瞬間つくるも「アスリートとして負け」
目標のベスト8にはたどり着かなかったものの、下馬評を覆し、ドイツやスペインといった強豪を打ち破り、決勝トーナメント進出を決めた日本代表。
今大会の日本代表のパフォーマンスの点数を聞かれた堂安選手は「50点ぐらいです。ドイツ・スペインと優勝経験国に勝ってグループリーグを1位突破したというのは評価されるべきだと選手も思っています。日本の皆さんもすごく喜んでくれて、間違いなくサッカーファンも増えましたし、僕たちが成し遂げたことだと思います」とポジティブな考えを示しました。
一方でマイナスな面として「僕たちはベスト8が目標で、その目標を果たせなかったというのは、アスリートとして負けてしまったということ」と自己採点の理由を話しました。
今大会番狂わせを起こし、多くの歓喜の瞬間を作った日本代表ですが、こうした声に対しても「みなさんすごくありがとうと言ってくれるけど、逆に厳しい声も欲しいです。ここで皆さんから『ベスト8にいかないと意味ないよ』という声が少なかったので、そういう声を欲しています」と、貪欲な姿勢を見せました。
W杯での思いはW杯で。堂安選手は今後4年間の目標として「より大胆に、誰よりも己に厳しく2026年W杯優勝」という言葉を掲げ、「この2つを続けられればW杯優勝が少しは近づくと思っています」と答えました。
さらに日本代表での自身の存在について「エースになりたいし、リーダーになりたいです。10番をつけたいし、キャプテンになりたいし、日本国民に日本の10番といえば堂安だと言われるくらい活躍したい。キャプテンも堂安だったら任せられると言われたいです」と意気込みました。