「世紀のガッツポーズを邪魔された(笑)」 堂安律がW杯ドイツ戦の秘話を語る
カタールW杯のグループリーグで2得点を挙げ、日本の決勝トーナメント進出への大きな力となった堂安律選手が19日、日本テレビの『news zero』に出演。
自身W杯初得点となったドイツ戦でのゴールの秘話を語りました。
堂安選手は初戦のドイツ戦、後半26分に途中出場し、その4分後にゴールを決めました。ベンチにいるときは「冷静に分析していました。僕はブンデスリーガ(ドイツリーグ)でプレーしているので、彼らの特徴とか、後半にスペースが空いてくるというのも肌感覚で感じていた」と落ち着いて相手の分析をしていました。
そんな堂安選手、ゴールを決めた後に不思議な感覚になったと言います。
「ゴールパフォーマンスも忘れるくらいかと思ったけど、意外と冷静でした。いわゆるゾーンというものがあると思うんですけど、シュートの時はゾーンじゃなかったけど、走って行っているときはベンチの選手がゆっくりと僕のところに駆け寄ってきていて、サポーターの声援もすごくゆっくり聞こえていて、逆にゴール決めた後にゾーンに入っちゃいました」
ゴールを決めた後のパフォーマンスについては「鎌田選手が後ろから来ているなと感じていた。世紀のガッツポーズだったんですが、ちょっと邪魔されたので。完全に振り払いましたけど」と笑顔で答えました。
またW杯初のゴールは特別な感情がわき上がってきたことも明かしました。
「運が転がってきたようなゴール。A代表では3年11か月くらいゴールから離れていて、苦しい思いもしていた。久々に日本を助けたゴールがこの大舞台で、神様が『いいよ今日は』とボールを与えてくれたのかなと思いました。自分のキャリアのベストゴールの一つです」