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「なかなか動きがない」 低迷する阪神、浮上のきっかけは“盗塁” 赤星は近本に期待

2022年4月11日 17:00
「なかなか動きがない」 低迷する阪神、浮上のきっかけは“盗塁” 赤星は近本に期待
阪神浮上のキーマンに近本光司選手(左)を挙げた赤星憲広さん(右)
プロ野球開幕から14試合を消化し、1勝12敗1分けと最下位に低迷する阪神タイガース。元阪神で野球解説者の赤星憲広さんが10日の日本テレビ『Going!Sports&News』で浮上のきっかけについてコメントしました。

「浮上のキーマンを挙げるとするならば、近本光司選手だと思います。近本選手はこれまで、開幕当初は調子が上がらない傾向にあったんですけど、今年は調子がいいんです」

赤星さんがキーマンとして挙げた近本選手は昨年、178安打を放ち最多安打のタイトルを獲得したチームのリードオフマン。

その近本選手は過去2年、開幕から14試合時点の打率が.190(2021)、.200(2020)と低く、スロースタートな印象だったという赤星さん。

ところが今年は打率.293、安打数もチームトップの17本をマークしています。しかし、赤星さんには気になる数字がありました。

「出塁しても、走ったり、なかなか動きがないんです」

過去2度の盗塁王に輝く近本選手が、開幕からいまだ盗塁数ゼロ。チーム全体でも3盗塁と、リーグワーストを記録しています。

赤星さんは、「チーム状態の良くないこういうときは、『動くな』とよく言われるんですけど、今は攻撃陣が動くしかないと思うので、塁に出たら走ってもらいたい」と、コメントしました。

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