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クライミング・スピード日本記録保持者 パリ五輪代表へ期待の新星・大政涼が優勝

2022年9月4日 22:28
クライミング・スピード日本記録保持者 パリ五輪代表へ期待の新星・大政涼が優勝
優勝した大政涼選手
◇スポーツクライミングジャパンツアー2022 スピード第2戦(9月4日、鳥取・倉吉)

スポーツクライミングジャパンツアー スピード第2戦が行われ、日本記録保持者、20歳の大政涼選手が優勝しました。

スピード種目は、15mの壁を登る速さを競う種目です。そのスピード種目で、大政選手は今年7月日本記録5秒42をマークした、パリ五輪出場の期待がかかる新星です。

さらに6月から約2か月の間に日本記録を3度更新するなど、成長著しい逸材。

今大会は3日に行われていたリード種目にも出場していた大政選手。連日の大会出場にもかかわらず、予選から2位通過を果たします。

その後決勝トーナメントも勝ち抜きビッグファイナルへ進出した大政選手。日本記録更新とはならなかったものの、5秒73で優勝しました。

リードにも出場し、十分な練習ができなかった大政選手は「スピードが練習できない環境で、調子があまり良くなかった。順位はしっかり残すことができてよかった」とコメントしました。そして2年後に迫ったパリ五輪出場については「どこまでいけるか挑戦したいです」と決意を表しました。