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「バスケのシステムまた一から学んだ」馬場雄大 ホーバスジャパンで3ポイント意識改革

2022年9月2日 14:04
「バスケのシステムまた一から学んだ」馬場雄大 ホーバスジャパンで3ポイント意識改革
バスケットボール日本代表馬場雄大選手が3ポイント主体のスタイルを推し進めるトム・ホーバスヘッドコーチ(HC)指導の下、意識改革に挑戦しています。

8月13日、イランとの国際強化試合でホーバスジャパンでのデビューを飾った馬場選手は、チーム2番目の19得点をマークし、勝利に貢献。ドライブからの得点が持ち味の馬場選手はこの試合で3ポイント5本を放ち、2本成功しました。

試合後、自身のスタイル変更へ「積極的に(3ポイントを)打って高確率で決めないとこの先はないと思う。このバスケが自分にとっていい機会。すぐに変えられるか分からないがトライすることが大切。毎試合ちょっとずつでも自分のスタイルを変えていきたい」と思いを語りました。

試合後の会見でホーバスHCは、「キャッチしてからのドライブは彼の特別なプレー。それを止めたくないが、キャッチ&シュートの考え方はやってほしい。簡単にはできないが、打たないときはしつこく言う」「チームのため彼のために。今のままでは目標の『NBA』には入れない。40%以上の3ポイント成功率があればチャンスがある」と、馬場選手の前で“スタイル変更”の必要性を力説しました。

そして、ワールドカップアジア地区予選Window4での日程を終えた馬場選手は日本テレビの取材に対し、3ポイントへの意識改革について語りました。

「3ポイントの意識は変わりました。3ポイントを効率よく決めることができたらバスケットボールがシンプルになる。今までは無理矢理ドライブで打開するところがあって、スペースがなくなってしまうケースがあったが、3ポイント決めることで、ドライブのスペースも自然とできるし、バスケットボールのシステムをまた一から学んだ気がします」

開幕まで1年を切ったワールドカップに向けては、「常にW杯でプレーすることは意識して過ごしていきたいですし、僕たちにとってW杯はパリ五輪に出場するために大きな超えなければいけない壁になる。そこを目指してやっていきたいですし、少しでも自分を磨いて強豪国の選手、NBA選手相手に通用するようなバスケットを展開できるように頑張りたいと思います」と、決意を新たにしました。

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