◇WBC予選　ニカラグア2×ー1スペイン(22日、台湾・台北)

2026年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシックの参加国を決める予選が台湾で行われ、ニカラグアが2試合連続のサヨナラ勝利で2勝としました。

チャイニーズ・タイペイ、南アフリカ、ニカラグア、スペインでWBC本戦へ2つの椅子を争う今大会。初戦で南アフリカを相手に延長サヨナラで勝利したニカラグアは同じく第1戦で勝利したスペインと戦いました。

試合は初回にブランドン・レイトン選手のソロホームランでニカラグアが先制します。

その後同点に追いつかれますが6回、2アウトランナーなしでスペインのバッターにセンターへ大きな打球を飛ばされますがセンターのチェイス・ドーソン選手が壁に激突しながらキャッチ。9回には1アウト満塁のピンチでスペインに強い打球を打たれますが、内野の華麗な連係でダブルプレーに仕留め勝ち越しを許しませんでした。

両チーム堅い守備で試合は延長に進むと10回、ニカラグアは1アウト満塁とするとWBC2023年のメンバー、ベンハミン・アレグリア選手がセンターへ大飛球。ヒットを確信すると足を止め、バットとヘルメットを高々と投げ捨て喜びを爆発させます。

チームメートから「早く1塁を踏め」と指をさされると、猛ダッシュで走り出し勝利が決まるとウオーターシャワーで勝利を喜びました。

ニカラグアは2試合連続サヨナラ勝利で連勝、スペインは1勝1敗となっています。

現在WBC本戦には2023年大会の1次ラウンドで4位以内に入った16チームの出場が決まっており、台湾予選で2チーム、その後アメリカのアリゾナ州で行われる予選で最後の2チームが決まります。

▽WBC台湾・台北ラウンド日程

◆21日
ニカラグア2×-1南アフリカ
スペイン12-5チャイニーズ・タイペイ

◆22日
ニカラグア2×-1スペイン
チャイニーズ・タイペイ-南アフリカ

◆23日
南アフリカ-スペイン
ニカラグア-チャイニーズ・タイペイ