ボクシング・井上尚弥選手が19日に自身のTwitterを更新し、アメリカのスポーツメディア・ESPNが報じた現WBC・WBOスーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトン選手との対戦についてコメントしました。

井上選手は13日、ボクシング世界バンタム4団体統一王者の全ての王座を返上し、1つ上の階級スーパーバンタム級への転向を発表。この時の会見では、マッチメイクに向けて“交渉中”としていました。

いつ試合が組まれるのかファンがその情報を待ち望む中、ESPNは5月を目標に日本開催で井上選手対フルトン選手の試合がすでに合意していると報道。

井上選手は自身のSNSにて「色々と噂が飛び交っている。まじでやれるんか！？！？やってやろうじゃねぇか！！！」と意欲を見せました。

井上選手は昨年12月、前WBO世界バンタム級王者のポール・バトラー選手と4団体王座統一をかけ対戦。11ラウンドKO勝利を収め、史上9人目アジア人初の4団体王座統一を達成、その後WBOからスーパー王者に認定されていました。WBOではスーパー王者が王座を返上し階級を1つ上げた場合、世界ランキング1位に認定されます。

自身が目標とする“2階級4団体制覇”に向け、新階級での初戦でいきなりのビッグマッチになるか注目が集まります。