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井上尚弥 4団体統一戦を実演解説 作戦に乗ってこないバトラーに最後はメッタ打ち 防戦相手にテンプルめがけ強打

2022年12月18日 18:45
井上尚弥 4団体統一戦を実演解説 作戦に乗ってこないバトラーに最後はメッタ打ち 防戦相手にテンプルめがけ強打
17日、日本テレビ『Going!Sports&News』に生出演した井上尚弥選手
ボクシング世界バンタム級4団体統一王者の井上尚弥選手が、17日放送の日本テレビ『Going!Sports&News』に生出演し、13日に行われたWBO王者ポール・バトラー選手との4団体王座統一戦について解説しました。

足を使って12ラウンドを戦い抜き、判定勝ちを収めるタイプのバトラー選手に対して、試合序盤は左ジャブを使いながら右アッパーでフェイントをかけ、左ボディを当てていく自身が得意とする作戦で攻めた井上選手。

その作戦に対してバトラー選手はブロッキング。そこで井上選手は左ジャブで自身の右側にバトラー選手を誘導しながら、右のオーバーハンドを狙う作戦に転じましたが、これも防がれていたといいます。

さらに井上選手が取った作戦がノーガード姿勢やカウンターでした。それでも乗ってこなかったバトラー選手。足を使って左右に動くバトラー選手をあらゆるパターンで倒すイメージをしてきた井上選手でしたが、「自分が描いてきた作戦はあまり通用しなかった」といいます。そこで最後に取った作戦が“メッタ打ち”でした。

おでこにグローブを付けるほど、防御の姿勢を取るバトラー選手に対して、テンプル(こめかみの位置)めがけて強烈なパンチを浴びせ続けた井上選手。

「(おでこにグローブが)付いていたら、そのままダメージが与えられる。脳を揺さぶれる」と語りました。

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