この試合攻勢に出る井上選手に対して、パンチを打ってこないバトラー選手。

「バトラー選手に対して(パンチを)打ってこないいらだちもあったけど、この時のパフォーマンスはバトラー選手に対してではなく、会場・見てくれているファンに向けて『俺はみんなと同じ気持ちだぞ』という気持ちで行った」と観戦しているファンが求める試合展開への共感を表したといいます。

1歩間違えればバトラー選手からのパンチを被弾しかねない場面でもありましたが、「(パンチを)見切る自信もあるけど、あの段階で手を後ろにして顔を出しても(相手は)打てない。それを感じていた」と井上選手がかけるプレッシャーにバトラー選手がパンチを出せない状況だったとコメントしました。