体操の橋本大輝選手が14日、順天堂大学の卒業式に出席しました。

大学在学中の2021年には東京五輪で2つの金メダルを獲得するなど、充実の競技生活を送っていた橋本選手でしたが、コロナ禍の学生生活に少し未練があるそう。

「学校でできた友達とかと遊びに行ったりとか、授業以外で交流できるところがあったら良かった。入学式もなく始まった大学生活だったので、いきなり卒業式を迎えるとちょっと寂しい」と振り返りました。

卒業式には黒のスーツにシルバーのネクタイ、「卒業のお祝いに」と自分で買ったという白いバンドの時計を身につけて登場。

「ネクタイはブルーで着たかったけど汚してしまったのでシルバーでいっかと思ってシルバーを選んだ。（シャツの）白とも合うので、選んでよかったなと思います。」とお茶目な一面もみせた橋本選手。

ネクタイの色は銀色でも、パリ五輪の目標はもちろん金メダル。「五輪で良い結果を出せるように、団体金メダル、個人総合金メダルを獲得できるように自分の演技に磨きをかけていきたい」と力強く語りました。