東京五輪の体操で2冠に輝いた橋本大輝選手が11日、セントラルスポーツ体操競技部への加入が内定したと発表しました。

橋本選手は、千葉県出身の22歳。市立船橋高等学校3年生のときに、史上2人目となる現役高校生の日本代表として、世界体操選手権に出場し銅メダルを獲得。順天堂大学では、全日本体操個人総合選手権とNHK杯体操選手権個人総合で初優勝し、東京五輪の日本代表選手に選ばれ、初出場ながら体操男子団体で銀メダル、男子個人総合で金メダル、種目別鉄棒でも金メダルを獲得しました。

2022年に全日本個人総合とNHK杯を連覇し、世界選手権では個人総合金メダルを獲得。10月に行われた2023年の世界選手権では、悲願の団体金メダルを獲得したほか、内村航平さん以来史上4人目となる個人総合連覇を達成し、2024年のパリ五輪での個人総合連覇も注目されています。

加入内定が決まったセントラルスポーツ男子体操競技部は、2004年アテネ五輪団体金メダルを獲得した冨田洋之選手、鹿島丈博選手らを輩出し、現在は東京五輪メンバーの萱和磨選手、谷川航選手のほか、2022年世界選手権日本代表の谷川翔選手らが所属する名門社会人体操チームです。

▼橋本大輝選手のコメント
この度、順天堂大学卒業後にセントラルスポーツ株式会社に入社させて頂くことになりましたことをご報告させて頂きます。
セントラルスポーツには、日本を代表する選手が沢山所属されているので、高い目標を持ってトレーニングに励む仲間と、素晴らしい施設、手厚いサポートなど、目標を達成するための最高の環境が整っています。その様な環境の中、新たな一歩をスタート出来る事を大変嬉しく思っております。
来年に控えたパリ五輪で、個人総合・種目別鉄棒の連覇、団体での金メダルを獲得するために、常に昨日の自分を超える事を意識し、強い意志を持って競技に専念して行きたいと思います。
僕は、日本や世界でもっともっと多くの子どもたちが体操に触れ、楽しさを知ってもらえる様な状況が増える事を願っています。その為にも「人の心を動かす」演技をして、沢山の方に体操競技を応援して貰える様に頑張りますので宜しくお願い致します。
体操に興味のある子供たち！セントラルスポーツでお待ちしています！！　橋本大輝 」