【開幕まであと2日】パ・リーグ開幕投手のOP戦成績を振り返る “初の開幕投手”は日本ハム・金村尚真のみ

パ・リーグの2025年の開幕投手
ソフトバンクの開幕投手・有原航平【vsロッテ】
ソフトバンクの開幕投手をつとめるのは、ソフトバンクに入団してから2年連続での抜てきとなった9年目右腕・有原航平投手。昨季は日本ハム・伊藤大海投手とタイ記録で受賞となった最多勝利のタイトルに加え、ベストナインも受賞するなど活躍を見せました。今季はオープン戦の3試合に登板。12イニングを投げ2失点で、防御率1.50となっています。昨季「最優秀バッテリー賞」を受賞した甲斐拓也選手が巨人に移籍。新たな相棒とともに今季も多くの勝利を積み重ねられるか、注目です。
ロッテの開幕投手・小島和哉【vsソフトバンク】
対するロッテの開幕投手は自身3度目の開幕投手となる7年目左腕・小島和哉投手。オープン戦では4試合に先発。昨季も苦しんだ敵地・東京ドームでの直近登板では5失点と苦しみましたが、それまでの登板では3試合で2失点。防御率1.50をマークしていました。オフから“打倒・ホークス”を掲げ練習に取り組んできた小島投手。その思いをパワーに変え、昨季のリーグ覇者に挑みます。
西武の開幕投手・今井達也【vs日本ハム】
西武の開幕投手をつとめるのは、昨季「最多奪三振」のタイトルを獲得した今井達也投手。9年目右腕は2年連続の開幕マウンドに臨みます。オープン戦では2試合に登板し、被安打はたったの1本。7回を投げ防御率0.00をマークしています。西武はオープン戦2位の好成績を残すも、対する日本ハムはオープン戦1位。開幕前から勢いに乗る2球団が開幕カードから激突します。
日本ハムの開幕投手・金村尚真【vs西武】
対する日本ハムの開幕投手をつとめるのは3年目右腕・金村尚真投手。パ・リーグでは唯一の初の開幕マウンドとなります。昨季は5月から先発転向。計29試合の登板で7勝、防御率2.38を記録しました。オープン戦では3試合に登板するも、いずれも失点。しかし打線の奮起もあり、2勝1敗としています。オープン戦では15本塁打と勢いに乗る打線とともに、好投を披露しシーズン1勝目を手にできるか期待がかかります。
オリックスの開幕投手・宮城大弥【vs楽天】
オリックスの開幕投手をつとめるのは6年目左腕・宮城大弥投手です。昨季はケガの離脱もあり21年から続けていた規定投球回を残り1と1/3回で逃すなど悔しさも経験。今季は背番号を18に変更し、心機一転、エースとしてチームをけん引します。オープン戦では2試合に登板し防御率1.80を記録。12日の中日戦では圧巻の13奪三振を記録しました。さらに5日に行われた侍ジャパン・強化試合でも、オランダ代表を相手に3回で奪三振4、無失点の好投を披露しました。
楽天の開幕投手・早川隆久【vsオリックス】
対する楽天の開幕投手をつとめるのは5年目左腕・早川隆久投手。昨季は初めて規定投球回をクリアし、チーム最多タイの11勝を挙げるました。オープン戦では4試合に登板し、防御率1.59をマーク。2年連続の開幕マウンドに向けて、順調な調整を続けています。
最終更新日:2025年3月25日 22:00