ノルディック複合団体 渡部暁斗「団体戦のメダルの喜びっていうのは何倍もうれしい」メダルセレモニー
18日の夜、メダルセレモニーが行われ、ノルディック複合団体で銅メダルを獲得した渡部暁斗選手、渡部善斗選手、永井秀昭選手、山本涼太選手がインタビューに応えました。
15日のノルディック複合個人ラージヒルでも銅メダルを獲得した渡部暁斗選手は「人数分の喜びっていうのをみんなで分かち合えると思うので、この団体戦のメダルの喜びっていうのは何倍もうれしいものがありますね」と話しました。
北京五輪を最後の挑戦と決めて臨んだ永井選手は「本当に最後の挑戦って決めて戦ってきて、最高の形で終えることができた。表彰台に上って、日の丸のフラッグが上がっていく姿を見て、非常に感動しました。最高です」とメダル獲得への喜びを語りました。
◆メダルセレモニー後、ノルディック複合団体、日本代表のインタビュー
――団体のメダル。今手にされてどのようなお気持ちですか?
渡部暁斗選手「本当にうれしいですね。実際に手にとってようやく実感がわいてくる感じもありますし、本当にうれしく思います」
――個人のメダルとの違い、改めていかがでしょうか?
渡部暁斗選手「個人でとるよりも、やっぱり選手だけじゃなくて今日スタッフも全員来てくれて、人数分の喜びっていうのをみんなで分かち合えると思うので、この団体戦のメダルの喜びっていうのは何倍もうれしいものがありますね」
――実感がないと昨日おっしゃっていました。メダルを手にされていかがですか?
渡部善斗選手「やっぱり手にとって、重みを感じて改めてメダルをとったんだなって実感が今ジワジワわいてきて、本当にとれて良かったなと思います」
――お兄様と並んで表彰台に上がって、どんなお気持ちでしたか?
渡部善斗選手「暁斗もそうですけど、みんなと一緒に上がれて、スタッフ、チームのみんなにメダルを見せられたというのが(よかった)。もちろん長いことフォローしてきたので暁斗と永井さんにメダルをとらせてあげられたっていうのもすごくうれしいところですね」
――今の言葉もありました。改めてメダルを手にされていかがですか?
永井選手「本当頼もしい後輩に囲まれて、あと頼もしいチーム、コーチ、スタッフに囲まれて、こういう形でメダルを手にできて、本当に最高です」
――最後の挑戦だと決めてこの舞台に上がってこられたと思います。そのあたり含めていかがですか?
永井選手「本当に最後の挑戦って決めて戦ってきて、最高の形で終えることができて。表彰台に上って、日の丸のフラッグが上がっていく姿を見て、非常に感動しました。最高です」
――メダルを手にされてどうでしょうか。どんなお気持ちですか?
山本選手「昨日もゴールした時点でメダルを獲得するっていうことができてたと思うんですけど。やっぱり自分の手にとってここ(首)に掛けるっていうのは、すごくうれしかったですね」
――頼もしい先輩方じゃないですか?
山本選手「そうですね。すべて先輩方がつないだリレーのバトンをうまく形にすることができたのは、やはり頼れる先輩方がいたからこそだと思っているので、本当に感謝したいです」
――このメダルでこのコンバインド競技(ノルディック複合)の魅力に気づいた方もたくさんいらっしゃると思います。最年少としてこの競技の未来を託されて、そこに向けての抱負をぜひお願いします。
山本選手「そうですね。見てくださるきっかけにはなったと思いますので、これがすべてではないということが目標としてあるので、今後のコンバインドの魅力というのも継続して伝えていけたらなと思います」